沖縄には冬季クロツラヘラサギが多いときで20羽ほど越冬するために飛来してくる。
今季はどういうわけか南部には一番少なめの10羽程度。ちょっと寂しい気がするかな。
まだクロツラを観察し始めてそれほど多くの時間は費やしていないけど
それなりにクロツラの年齢がどうなっているのか自分なりに考えてみた。
通常完全成鳥になるには4年かかると思われる。幼鳥には初列風切先端部と軸班
次列・3列の後縁にも黒色部(厳密には墨茶色)が見える。
換羽とともになくなっていくようだ。。嘴も幼鳥時は肉色だが時が経つにつれ
黒っぽくなり皺状にみえる班も根元から下部に下がっていき
人間の指紋と同じように個体独特のものとなる。
沖縄では2004・3に2羽 2005・3に9羽 2007・1に1羽 標識を装着した。
2005年標識個体のJ07(現在は消息不明)当時幼鳥としての捕獲でした。
翌2006・01・04撮影(2年生)
初列P10・P9・P8と他の後縁・次列の後縁に黒色部が残っている。
嘴は肉色からやや黒っぽくなってきている。
2006・10・17撮影。この個体は越夏した。
J13は2007・01・19に標識装着されました。当時幼鳥と確認。
翌年農薬騒動で保護された後再放鳥。2008・05・09撮影。(2年生)
やはり2年目でも初列P10・P9・P8と他の後縁・次列の後縁に黒色部が残っている。
昨年三角池での農薬被害にあって保護されたとき(5月9日)標識装着されたJ15 。
かすかに初列風切に黒い部分が残っている。(3年生)
今季飛来したばかりのJ15。11月23日撮影。
初列P10に微妙に黒色部が残っている。(4年生)
J10は2005・03・07に標識装着。当時幼鳥と判断されました。
2007・01・01撮影。初列P10・P9・P8に黒色部が残っている。(3年生)
2007・01・21撮影 嘴は3年生なのでほとんど成鳥と同じで皺も多く見受けられる。
2007・12・11撮影。まだ若干初列に黒色部が残っている。(4年目の秋)
幼鳥と思われる個体例。黒色部は初列風切P10・P9・P8・P7と風切の後縁や
下雨覆の後縁にも見られる。嘴は明らかな肉色。(2006・01・04撮影)
2007・11・09撮影。初列の羽軸にも黒い部分が見える。
2007・12・18 嘴は肉色が強い。。
2008・11・23撮影。典型的な幼鳥パターン。初列先端・後縁・羽軸に黒色部が見える。
2008・11・30撮影。初列先端・風切後縁に黒色部が見える。
2008・12・02撮影。嘴は肉色部分が多い。
2年生と思われる亜成鳥。個体差が結構見受けられる。。
2007・01・01撮影。
嘴はやや肉色が強いものの初列風切先端部にしか黒色が見えない。
2007・11・16撮影。嘴は肉色からやや黒味が出て皺状班も見え始めている。
2008・03・22撮影。初列風切先端部に黒色部。後縁にもほんの少しだけ残っている。
嘴は肉色からやや黒味が出てきている。。
3年生と思われる亜成鳥。
2006・02・06撮影。初列先端に少しだけ黒色部が残っている。
ちなみに完全成鳥の~夏羽。2009・02.27撮影。
J08♀成鳥(2005・3・7標識装着時亜成鳥)
翼の何処にも黒色部は見受けられません。(2009・02・14撮影)
このデータはあくまでも私感でありこれが正解だというわけではありません。
クロツラを観察するに当たって参考程度にしてもらえれば幸いですね。。
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